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前回、長男の息子が、幼稚園でお友達とケンカをし、手を噛んでしまった出来事をお話しさせていただきました。

今日は、その時の謝罪をお話させて下さい。

長男とじっくり話し終えたのは夕方4時。

とにかく息子が噛んだお友達の傷が気になるのと、一刻も早く謝罪をさせて欲しいと思いました。

電話で先生に、「お相手の子のお電話番号を聞くことは可能でしょうか」

と伺ったところ、

個人情報なので、今教えることは難しいとのこと。

一度お相手に確認して、了承を得られれば、電話番号を教えていただける…

でも、その時、そのママのお顔が頭に浮かび、“直接会いに行く”ことを選択しました。

数回顔を合わせただけで、軽く挨拶する程度であれば、

傷もそこまでのものではなければ、

むしろ電話での謝罪の方がいいかもしれません。

あまり知らない相手に、そんな大ごとにされても…と思う方もいらっしゃると思うので。

ただ、今回の場合、ママとはすごく親しい訳ではありませんが、時々園で会えば、しばらくお話はする仲で、

息子の毎日の会話の中でも頻繁に名前があがるお友達。

以前、会話の中で、

「あまりケータイを見ないので、園からの電話すら気付かないことが多いんです」

と言っていたことも思い出しました。

やっぱり直接会って、ちゃんと謝罪し、親として傷も確認しておかなければ！

と思いました。

ママはお仕事をされている為、その子は通常ので園生活が終わると、預かり保育をしています。

そのだいたいのお迎え時間を聞き、駐車場で待機させてもらいました。

ママがやってきました。

車から降りてきたママに、

長男と一緒に謝罪し、傷の具合も気になるので、お迎えしてくるのを待たせて欲しいとお願いをしました。

傷を見ていないのにも関わらず、

「そんなこといいのにー^ ^お互い様だし！むしろうちの子が先に悪かったのでは？

◯◯君（息子）、気にしないでいいからね！！＾＾」

と…

ママの優しさに胸が熱くなりましたが、

傷を見るまでは胸がドキドキもしていました。

数分後、小走りで笑顔で戻ってきてくれたママと、その息子君。

「全然、忘れてたみたい＾＾

だからほんと全然大丈夫ですよー(^｡^)」

とママ。

傷を確認させてもらったところ、

どこを噛んだか分からないくらい、傷にはなっていなく、
初めて私も笑顔になれました。

本当に本当に良かった…

ママのおおらかな優しさと笑顔にも本当に救われました。

ママはさらに

「いつも、うちで、◯◯君（息子）と遊んだ！楽しかった！って言ってて＾＾

◯◯君以外の名前が出てこないんですよ（笑）それくらい◯◯君が大好きみたい！

だから、また明日からも一緒に遊んでね♪」

と言ってくれました(ノ_＜)

申し訳ない気持ちは消えないものの、ホッとした私達親子は、

そのお友達とさよならをした後、

その足で園内へ。

担任の先生を呼び出してもらい、

直接謝罪が出来た旨を伝えました。

傷が残っていないことに心底安心した私は、

恥ずかしながら目を潤ませながら、

先生にもご迷惑をおかけしてしまったこと、

先生がしっかりと叱って下さったことに感謝していること、

を伝えました。

先生は温かい笑顔で、良かった…良かった…と話を聞いて下さり、

最後に

「直接会って謝罪するということは、本当に本当にいいことだと思います＾＾

お母さん、もう気にしないで下さいね！

◯◯君も偉かったねー！！」

と言って下さいました。

今回のこの出来事は、

しっかりと家族で共有し、

お友達やそのご両親をはじめ、私達の今日の思いを忘れることのないよう、

今後とも一緒に成長していけたらと思っています。